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ベイヤー社の遺伝子組み換え(GM)大豆がEUの認可を得たのを受け、GM関連政策の変更を求める声が高まる


EUの家畜飼料不足を緩和するとともに米国およびアルゼンチンやブラジルなど他の大豆輸出国との大きな通商摩擦を避けるために、欧州委員会が9月初旬にGM大豆の輸入を認可する決定を行なったことで、EUの農業生産者は救済された。

EUで消費される家畜飼料の70%を輸入大豆に依存しているEU農産物業界と欧州委員会は、米国で2009年に播種される予定のGM大豆品種A2704-12を認可するか否かをめぐって大きなジレンマに直面していた。7月に行われたEU加盟国農相会議では、ベイヤークロップ・サイエンス社が開発したこのGM大豆品種の認可について賛成票、反対票とも過半数を得られなかった。

上記農相会議での行き詰まりの結果、決定は欧州委員会に委ねられ、同委員会は9月8日その輸入を認可した。欧州連合食品安全局は以前よりベイヤークロップ・サイエンス社のGM大豆を承認していた。「これは長期的に見て非常に重要な決定だ。というのはこの大豆品種(A2704-12)はEUへの有力輸出国である米国と南米の両方で来年から栽培されるからだ」と欧州委員会のスポークスマン、マイケル・マン氏は述べた。「またこの決定は、もう1つのGM大豆種への対応が次に控えていることから欧州農業生産者にとって心理的にも非常に重要だ。さらにその大豆品種は既に世界の他地域で播種されているのでその認可は欧州農業生産者にとって即時の救済となる」と付言した。

A2704-12GM大豆の輸入が認可されたことで欧州の家畜飼料生産者はこれを生産に使用できるようになる。しかし同委員会の認可には欧州での栽培は含まれていない。このGM大豆の輸入認可は非合法GM作物に対するいわゆる「ゼロ・トレランス(一切の混入を許さない)」政策の変更を欧州委員会に迫る圧力も緩和する。過去10年、米国では合法だがEUでは非合法なGM作物のごく少量の混入が見つけられた後コーンや他作物のEUへの入荷が制限されてきた。

「ゼロ・トレランス政策を変更して、現在EUでは非合法なGM作物が制限量入ることを認める提案はまだ検討中だ」とマン氏は述べた。「この件は、EU加盟国内でGM穀類に関する政策が分かれているため、多くの議論を呼んでいる。しかしA2704-12大豆の承認なしでは、来年のEUの大豆輸入はおそらくほとんど皆無になってしまうゆえ、我々もなんらかの対策を講じるよう求められるだろう」と同氏は付言した。

COPA-COGECAと呼ばれるEUの最有力農業ロビーは同委員会にゼロ・トレランス提案の即時変更を要求している。「ベイヤークロップ社のGM大豆を認可する決定は正しい方向への第一歩だが、これがゼロ・トレランス政策を変更しない言い訳になってはならない」とCOPA-COGECAの役員、マリークリスティン・リベラ氏は述べた。さらに同氏は「欧州委員会は8月の夏季休暇前に改定案を提出するはずだったが、提出は延び延びになっており、これは我々の観点から容認できない。この政策転換が行われなければ、養豚業者はひどい苦境に陥り、米国や中南米との貿易摩擦が激化するだろう」と付言した。

 

米国の輸送関連最新情報


8月の労働統計局の発表の通り、コモディティの鉄道および内陸水上輸送コストは引き続き上昇している。8月のトラック輸送費は7月より2%下がり2ケ月連続で低下したが、前年同月比で見ると12%上昇した。鉄道輸送費は8月に1%上がり、前年同月比では14%上昇した。内陸曳航コストも8月に1%上がり、前年同月比では19%上昇した。

バージ・レートは過去3週間堅調に推移し、イリノイ・リバー・レートは規定運賃の約600%だった。これは1年前より11%減ではあるが同河川域の荷動きが減少している状況を考えると、相当高いものである。むしろレートは年間を通じ、かつ全河川で水上輸送業界を悩ませてきた運航休止を反映している。

穀類と油糧種子の主要航海路における輸送コストは、航路により14ケ月から19ケ月間の最低値を記録し、また今年春の最高記録値より50から60%下落している。

運賃レートと運賃スプレッドの暴落は、最近のガルフ地区における港湾閉鎖は別として、センター・ガルフからの輸出を有利にしている。ガルフ・レートは急速に下落してきており、従来の経緯から見ると、横ばい状態にあるPNWレートとの差異を縮小する必要があった。ガルフ地区から欧州向けのレートがもっとも大幅に下がり、先週は27%も下落した。この航路の運賃が前回これほどの水準まで落ち込んだのは2007年2月だった。

 

8月のNOPA搾油量は予想を下回る


先週発表された8月のNOPA搾油量は331万トンと非常に低く、7月のNOPA搾油量より310,000トン減、前年比では433,000トン減、また予想を191,000トン下回った。2007-08年の大豆搾油量を国勢調査局は4910万トン、またUSDAは4940万トンになると予想している。NOPAの大豆油在庫は前月より97,500トン落ち込み、大豆油収量は前月のブッシェル当り11.66ポンドおよび前年同月の11.40ポンドから11.77ポンドに増加した。現在の大豆ミールの国内消費は引き続き低迷している。大豆油消費も予想を下回ったものの、大豆ミールほど不調ではなかった。

 

大豆コンプレックスは投機筋の商品処分とコーン・ベルトの順調な天候により概ね安値引け


大豆コンプレックスは9月18日、投機筋の手持ち商品の処分およびコーン・ベルトで広範囲に亘る凍結温度発生の危険もなく順調で温暖、かつ乾燥した天候が予想されることから、概ね安く引けた。時間が経つにつれ、米国のコーンと大豆は早期の凍結で被害を受けることなく、また今年の収穫の遅れが潜在能力一杯まで収量を伸長される長期の栽培シーズンになる可能性がますます高まっている。大豆が原油市場と共に値上がりしたため、大豆油が明らかに堅調な商品となった。9月豆先物は$8.45下げて$410.06;11月物は$8.63下げて$415.11;1月物も$8.54下げて$419.70で終了した。9月ミールは$11.35下げて$344.36;10月物は$9.81下げて$345.90;12月物は$9.48下げて$348.44で引けた。9月油は$10.36上げて$979.72;10月物は$10.58上げて$989.87;12月物は$10.36上げて$999.79で終了した。

シカゴ相場、需給及び統計に関する表・グラフ(pdf. file)はここをクリックして下さい。

 

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US Soybean Export Council   Soybean Checkoff Supports U.S. Soybean Farmers - United Soybean Board

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