2008 年2月5日、ミズーリ州セントルイス発:アメリカ大豆協会(ASA)は、日本、フィリピンおよび台湾においてモンサント社のRoundup Ready 2 Yield(MON 89788)に対する最終的な規制当局の承認が得られたことをうれしく思っている。米国の大豆生産者は、2009年にこの新品種が商業化されることを期待 している。
ASA会長で、自身がアイオワ州ワーテルローの大豆生産者でもあるジョン・ホフマン氏は、「こ れらの承認は、この技術の商業化に向けた重要な進展となります」と述べた。「Roundup Ready 2 Yield大豆は、第一世代のRoundup Ready大豆と比較して7~11パーセントの収量増となる一方、我々が現在雑草管理に使用しているラウンドアップ除草剤に対しては同一の耐性を示すもの と、私は理解しています。大豆の収量が増加することにより、国内および世界の食糧、飼料および燃料市場に対する米国の大豆生産者の供給能力が高まります」
昨年7月、Roundup Ready 2 Yield大豆についての米国およびカナダ両国における規制プロセスが完了した。現在、この品種に対して、中国およびその他の主要な輸出市場における規制当局並びに、欧州食品安全機関による科学的評価が行われている。
「今 年米国で作付けされた大豆の90%以上が、遺伝子組み換え品種でした」とホフマン氏は述べた。「米国の生産者は、現在開発中の、次世代の遺伝子組み換え大 豆品種が、健康によい油成分を持つ、単位面積当たり収量増、より優れた雑草管理ができるなど、消費者、生産者および環境に対し大きな利益をもたらすことを 期待しています」
「遺伝子組み換えにより改良された新品種が利用可能になると、世界中の生産者が即座にその新 品種を導入してきた経緯があるため、海外規制当局の速やかな承認は極めて重要です」とホフマン氏は述べた。「世界中の畜産農家や飼料業者が、家畜を飼養 し、消費者の食糧需要を満たすために、輸入の高タンパク大豆および大豆粕の入手に依存しています。米国の大豆生産者は、日本、台湾およびフィリピンにおけ る最近の承認を歓迎しています。また、我々は、その他の重要な輸出市場においても、2009年春の播種に間に合うよう、規制当局による速やかな承認を期待 しています」
モンサント社は、2009年に同社のRoundup Ready 2 Yield大豆の制限付きの販売を計画している。本格的な発売は2010年の予定である。
除草剤耐性大豆種子の遺伝子組み換えによる改良品種が初めて商業化されたのは10年以上前のことである。除草剤耐性種子の利用することは、光、水および養 分に対して競合する雑草の管理コントロール・システムにおいて米国生産者の間で標準になっている。この技術は、生産者にかつてなかった雑草管理手段をもた らし、炭素の隔離、生産費の低減、燃料消費量の減少、流去水の減少、水質の改善およびかけがえのない表土の保護を実現する環境保全型農業の拡大につながっ ている。 |